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異世界旅行

第3章 S級試験


「わかった。次は何処の世界に行くんだ?」
俺がクロに聞くとクロは毛づくろいしながら答えた。

「次はインフィニットストラトス、通称ISの世界にゃ。
もちろん特典もあるにゃよ。
前の世界の特典はリセットされちゃうけどにゃ。」

「なるほど。特典貰わなかったらISには乗れないのか?」

「もちろんにゃ。特典無かったら一般人にゃよ。」

「容姿は変えられるのか?」

「無理にゃ、魂を定着させたから何度でもその容姿になるにゃ。
まぁ、その世界に合わせて耳や尻尾は無くなったりするけど。」

なるほどと納得した俺は早速特典を頼んだ。

「じゃあ、ISに乗れるようにして。
あと前の世界での戦闘経験、」
そこまで話して俺はまたクロに質問する。

「レムは蘇らせることは出来るか?」

「出来るにゃ。
ただ、ここですぐには無理にゃ。
だからISの世界に一緒に送り、蘇らせるにゃ。」


「そうか、ありがとう。
よろしく頼むよ。」

俺は頭を下げ、クロに感謝する。
クロは尻尾をブンブンと振り、
気にしなくていいにゃよ〜と言ってくれた。

「じゃあ、お待ちかねの特典を決めちゃうにゃ!!!!」

「じゃあドラゴンボールのセル編の少年悟飯の
1番強い時の身体能力。
あと、権力がある家柄。
後はISに乗れるようにしてほしい。」

「了解にゃ!
でも権力がある家柄ってどうしてにゃ?」

「色々調べなきゃならなくなった時に役に立つからね。
それに権力があれば家族に危険が及ぶこともなかなかないだろうし。」

俺がそう言うとクロはにゃるほどにゃーと呟いた。

「それじゃあそろそろ向かってもらうにゃ。
レムは君の目が覚めたとき、隣にいるようにしとくにゃ。


それじゃあ快適な異世界旅行を!!!!」
クロが叫ぶと床に大きな穴が空き、俺は落ちながら気を失った。





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