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異世界旅行

第3章 S級試験


奴らを警戒していると
闇ギルドの奴らが下卑た笑いを浮かべて話し出した。
「ぎひゃひゃひゃ!この数に勝てるわけねーだろ!」
「大人しく俺たちにやられりゃいいんだよ!」
「嬲り殺しにしてやるぜ!」
「よく見りゃあいい女がいるじゃねーか!
男だけ殺して楽しもうぜ!」
「おっ!そりゃいいねぇ!俺はあそこにいる銀髪の姉妹で
楽しませてもらいたいぜ!」
「それじゃあ俺は青髪の巨乳の方だ!
俺の好みの女だ!生意気そうだが、躾のしがいがありそうだ」

などと、奴らは下卑たことを言う。
その話し声はこちらまで届いており、
それを聞いたギルドの皆んなは顔を青くした。
俺はギルドの皆んなを横目で確認した後、
闇ギルドの奴らの元へ歩いていく。

「おっ、なんだ?お前からやってほしいってかぁ?」
「ケヒャヒャ!ならお望み通りに最初にやってやるよ!」
そう言って数人が武器を片手に斬りかかって来た。

「ゴミどもが、誰の女に手を出すって?
ふざけんじゃねーぞ!ゴミ共が!
凍りつけ!氷竜の咆哮!」

俺は氷竜の咆哮の直線上にいる奴らを凍らせ、
闇ギルドの連中を睨みつける。

「おら、ビビってねーでかかって来いよ。
全員まとめて愉快なオブジェにしてやるよ!!!!」

俺が吠えると、ビビっていた奴らが雄叫びをあげ、
こちらに魔法を放ちながら攻めてくる。

「奴を始末しろー!!!!
奴さえ消せば他の奴らなんて怖くねぇ!!!!」

俺は両手に氷を纏い、飛んでくる魔法を迎撃しつつ、
奴らを殲滅していく。

「水竜の雨天!
アイスメイク、アイスワールド!!
雷竜の落雷!!」

俺は水の滅竜魔法で雨を降らせ、氷の造形魔法で濡れた奴らを
凍らせてから雷の滅竜魔法で殲滅した。

「ちっ、こんだけの人数潰しても6分の1かよ。
多過ぎだろ、クソ虫共が!」

俺が奴らを殲滅している中、
ギルドの皆んなは蒼の豹変に驚いて動けなかった。

「お、おい。蒼の奴性格変わりすぎだろ。」
「まるで別人みたいね。」
「変わりすぎだろ!いつもの蒼とは別人だよ!
レムは何でなんか知ってるか?」

「蒼君曰く、俺ってブチギレると性格とか口調とか変わるんだよね。まぁ、今までブチ切れたことは2、3回だけだよ。
って事らしいです。」

そんなことを話しているのが背後から聞こえてくるが
俺は聞こえないフリをして奴らを殲滅していった。
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