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異世界旅行

第3章 S級試験


島に上陸した俺とレムは割り当てられた場所に向かった。
少し歩き、たどり着いた場所は洞窟だった。
洞窟の中はクリスタルが其処彼処から生えていて
クリスタルが光を反射し、明るい。

「綺麗な場所だな。広さも結構あるから
多少暴れても大丈夫か。今回レムにも手伝ってもらうね?」

「分かりました。何をすればいいですか?」

「それはここに来たメンバーに合わせて変えようと思ってる。
大体は俺の動きに合わせてモーニングスターで
たまに攻撃してくれればいいかな。」

俺はレムにそう伝えると石の上に座った。
俺は膝を叩いてレムに座るよう促す。

「えっと…その、蒼君の膝の上に座るんですか?
あ!いえ、嫌とかではなくてですね、その…恥ずかしいです。」

「大丈夫だよ、2人きりだし。
まぁ無理にとは言わないよ。どうする?」

「あ…あの、失礼します」

レムが俺の膝に座ると俺はレムを抱きしめ、レムを堪能した。
それから数時間レムを堪能していると、足音が聞こえて来た。
俺はそちらに目を向けると其処には黒崎一護がいた。

(黒崎一護か。本来この世界にいるはず無い奴の1人。
だが、ギルドで話した感じはこの世界の住人て感じがした。
パラレルワールドの黒崎一護ってことなのかもな。)
「やっと来たか。1つ聞くぞ。
お前にとっての力とは何だ?」

俺が問うと、一護は出刃包丁の様な刀を構えて答える。

「俺にとっての力は誰かを守れるようになる為の手段だ。
力ががあっても守れなかったら意味がない。
俺は母親を闇ギルドに殺された。
親父や妹2人は生きてるが、俺を庇って母さんは死んだ。
…だから、これ以上俺みたいな奴を増やしたくない。」

「そうか、じゃあそれを証明してみせろ。
行くぞ!!!!」

俺は地面を踏み抜き、一瞬にして一護の目の前に移動した。
一護も刀を振りかぶり、横薙ぎで攻撃を仕掛けて来た。

俺はそれをしゃがんで避けると左拳で腹部を打ちぬく。
後ろに吹き飛んだ一護を追い抜き、背後にまわる。

そしてそのまま飛んで来た一護の腕を掴み、
一回転してから地面に叩きつける。

「ガハッ!」

「どうした、そんなもんか?
そんなんじゃ守りたいもんを守ることは出来ないぞ!」

一護は立ち上がり、こちらに攻撃を仕掛けてくる。
高速で俺の周りを移動しながらヒットアンドアウェイで攻めてくる。

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