• テキストサイズ

異世界旅行

第2章 新しい世界、新しい家族、新たな誓い


レムside
御使いを終え屋敷に戻る道中、
私は憎くてたまらない魔女教徒に殺された。

そして目が覚めたら洞窟の中いいた。

魔女教徒に拉致されたのかと思ったが、拘束されていない為
足を進め、出口を探した。

もし魔女教徒を見つけたら始末しようと思っていたが、
魔女教徒は現れず、外にたどり着くとそこは森だった。

状況把握のため、動物と視界を共有して辺りを調べたが
何も見つからない。

そして見たことのないモンスターに襲われ
何とか倒しはしたが、少し怪我をしてしまった。
茂みに気配を感じ、そちらを見たら人間がいた。
話を聞こうと口を開いたが逃げられてしまう。

私は後を追おうと思ったが、
先の戦闘で足を捻ったため、追う事はできなかった。

それから、しばらくその洞窟の中で日々を過ごす。
モンスターに襲われないよう、殺気を放ち続けるながら。

そんなある日、森から爆発音が聞こえて来た。
私は警戒して殺気を先ほどよりも強くする。

洞窟の外にナニカがいるが、入ってこない。
私は警戒して外に出た。
魔女教徒だったら始末しなければ、と考えながら。


しかしそこに居たのは少年だった。
頭からは耳が生え、腰には三本の尻尾がある。


するとその少年が話しかけて来た。

少年が何故ここにいるのか、これからどうするかを話した。

警戒していた私はいつのまにか警戒を解いていた。
自分でも驚いた。
少年の名前は山吹蒼と言うらしい。

蒼君の提案で蒼君が入っていると言うギルドに入ることになった。

何故ここまでしてくれるのか、わからなかった。

それから村に行って依頼主である村長と話した後、
森へ再び赴き、モンスターを討伐した。

蒼君は魔法で形を作り、森へ放った。

それからギルドに入る際に死んでしまった事は言わないでほしいと言われた。

私は頷き、住む場所を蒼君の家がいいと言っていた。
私は自分に驚いた。
何故こんな事を言ったのか、自分でも分からなかった。

そんな話をしていると森の中から先ほど蒼君が放った魔法が戻ってくる。

蒼君は魔女を解き、立ち上がると手を差し出し立たせてくれた。

報告を終え、村を出る。
そして駅に着き、宿を取った。

そして一緒のベッドで寝た。
意識が落ちる中、私はこの気持ちに気付いた。

(そっか、私は蒼君が好きなんだ。)
そう考えながら私は夢に落ちた。
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp