第2章 新しい世界、新しい家族、新たな誓い
森に入り、洞窟へと向かう途中でモンスターに襲われた。
真っ黒なヒョウの様な姿をしていたが、その口からはとても長い牙が生えている。
その牙は鋭く、噛まれたら易々と身体を貫くだろう。
俺は魔法で攻撃を仕掛ける。
水竜の咆哮で辺り一面を水浸しにし、雷竜の咆哮で攻撃する。
モンスターはそれをモロにくらい、その場で倒れた。
モンスターに近づこうとすると、数十体のモンスターの群れが俺を囲む様に出てきた。
「おいおい嘘だろ。
いくらなんでも多すぎじゃね?こりゃ、他の魔導師が帰ってこないわけだ。大方、一体倒して安心したところを此奴らにやられたってところか。」
俺が警戒しながら呟いていたら、何体かのモンスターが襲いかかってきた。
俺はジャンプし、それを躱すと地面に落ちる前に魔法を放つ。
「纏めて消し飛べ!水炎竜の爆撃!」
30センチの球体を作り地面に投げつける。
すると直径10メートルの爆発が起きた。
殆どのモンスターを消しとばした。
しかし何体かのモンスターを討ち損じ、地面に着地してから
雷造形魔法で弓を造形して狙撃する。
そして今度こそ殲滅した。
「範囲攻撃出来る魔導師がいないときついな、
何体かはS級の討伐モンスターに指定されてるのもいたし。」
そう呟きながら再び洞窟に向かう。
森の奥まで行くと洞窟が見えた。
洞窟の中からは殺気が溢れており、モンスターが逃げるのも納得出来るほどだった。
どうするか考えていると洞窟から鬼が出てきたのだが、
俺は目を疑った。
その鬼を俺は見たことがあった。
だが、ここには絶対存在しない人物。
「マジか。アイツってリゼロに出てきてたレムじゃん。
何でフェアリーテイルの世界にいるんだよ。
とにかく、話しかけて見るか。」
俺はこちらを睨み殺気を放っているレムに、
両手を上げ、茂みから出て話しかける。
「なぁ、あんたと話がしたい。
俺は危害を加えるつもりは無い。
だからその殺気をしまってくれないか?」
「あなたは何者ですか。」
「俺はフェアリーテイルの魔導師だ。依頼を受けてここにきた。」
「魔女教徒の悪臭はしないので魔女教徒では無い様ですが
貴方を信用出来ません。
そこでそのまま話してください。」
そう言われ、俺はここに来た理由とここが何処なのかを
話し始めた。
