第18章 偽りの笑顔
シロと別れ、私は真っ直ぐに家に帰る。
『ただいまー!』
カルマ『おかえり。あれ?なんか良いことあったの?』
『まーね!』
そう言うとまぁは二階の自室へ上がっていく。
なんだかその笑顔は張り付いたようなモノに見えた気がした。
学校ーーー。
『コロ先生、今日の理科の授業のとこで、ここの問題があんまり分からなくって…。』
コロ『おや、そうでしたか。では、これから先生と一緒に実験しながらおさらいしましょう。腕がなりますねぇ〜!ヌルフフフフ。』
『いいの?ありがとう!コロ先生!』
コロ『ヌルフフフフ!先生にお任せあれ!』
私はコロ先生の後を笑顔で着いて行く。
最大限の親しみを込めて…最大限の殺意を隠して………。