第7章 あぶねぇ水着
浅野君の別荘に着くと、見慣れたクラスメイトの顔が私達の到着を待っていた。
後に浅野君を筆頭に五英傑と呼ばれることになるメンバー。
瀬尾君。小山君。荒木君。榊原君だ。
カルマ『ゲッ…。クラスメイトってこいつらだけなの?』
浅野『あぁ、何か問題があるか?』
カルマ『ありまくりだよ…。まぁ1人女の子とかありえないよ。』
浅野君は俺の問いかけを無視して別荘に入る。
『すっごぉぉぉい!広〜い!』
浅野『気に入ってくれたのなら良かった。自由に使ってくれ。まぁ、部屋に案内する。』
そう言われて私とお兄ちゃんは浅野君の後に続く。
浅野『ここがまぁ、そっちが赤羽。こっちが僕の部屋だ。』
カルマ『えぇ〜!俺まぁと同室がいいなぁ。』
『ダメに決まってるでしょ!着替えできないじゃん!』
浅野『ふざけた事を言っている暇があったら水着に着替えて来い!バーベキューの準備をしてある。』
部屋に入り、荷物を開け、桃色のビキニを取り出す。
日焼け止め塗らないと!背中が…届かないなぁ。
お兄ちゃんに後で塗ってもらうか…。
コンコンッ…。
カルマ『まぁ、着替え終わったぁ?』
『はぁ〜い!今行くぅ!』
私はお尻が半分ほど隠れるロング丈のTシャツをビキニの上から着てドアを開ける。
『さ、行こっか!』
そう言って俺の前を歩くまぁ。
ロング丈のTシャツからまぁの真っ白く透き通る足が見える。
お尻が半分ほど隠れて、ビキニが下半分見えてる…。ある意味その格好、エロいんだけど…。