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【暗殺教室】俺の妹。

第6章 出発の朝に。


朝6時。

『お兄ちゃん!準備できてるの?』

まだ布団の中にいる俺に、まぁの声が響く。


カルマ『あと10分だけ寝かせてよ…』


『だぁめ!ほら!ご飯食べて着替えて!浅野君たち待たせたらダメでしょ。』


カルマ『…………。』


『ふぅ〜ん。なら、仕方ない…。』


バッ!
勢いよく布団を剥ぎ取られ、俺の脇腹めがけてまぁの腕が伸びる。

コチョコチョコチョコチョ…。

カルマ『ちょっ!まじそれ反則!…ッ!

や、やめろって…!』


『やだよ〜!お兄ちゃんが反省するまでねぇ。』



俺にこんな事してタダで済むと思ってるんだ?笑


カルマ『ほら、反撃だぁ〜!』


私の腕を掴み、クルッと反転させ、ベッドに背中がつくと同時に私の脇腹にお兄ちゃんの手が伸びる。


『ぅわッ!ヤバイ!…ほんと、辞めて!…あはははは!

笑い死にしちゃうぅ〜!』


カルマ『なら、ちゃぁんと謝らないとねぇ?』


『うっ…。ごめんなさぁぁい。』

カルマ『今度やったらタダじゃ済まないからね。』


コクンと頷くまぁを上から見下ろす。


ってか、この体勢…。

ワンピースが太ももまでめくり上がり、肩紐が腕までズリ落ちてまぁの豊満な谷間が顔を覗かせている。

そこに俺が覆いかぶさるように見下ろしている。

まじ、ヤバイんだけど…。

やっべ…勃ってきちゃった。



まぁが起き上がり、ベッドから降りる。

『リビングで待ってるから、早く顔洗って来てよー!』



はぁ…。

無自覚すぎるよ…。この旅行、ある意味、俺の精神力との勝負だな。
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