第28章 学園祭の時間
シロ『クラスが変わった?』
『……。けど、関係ない。触手も自由自在に動かせるようになった。
そろそろ仕掛けてもいいんじゃない?』
シロ『ま、そうだね…。また近いうちに連絡をするよ。それまでは問題は起こさないでくれよ。』
『分かった。』
A組教室ーー。
学秀『僕たちは、体育館を真ん中で仕切り、交代で友人のアイドルやお笑い芸人たちでステージを盛り上げてもらい、スポンサー契約をした飲食店で客の腹を満たす。
飲食物は全て無料。入場料1人500円をもらい、片方のステージが終わればもう片方が始まる。
僕らはその間に片づけや準備をする。
あと、E組にはエキシビションでステージに立ってもらうことになっている。
いい見せしめだ。』
『分かった…。』
学秀『まぁ、君は僕のサポート役だ。常に僕と行動を共にしろ。分かったな。』
『はい。』
みんなは何をするんだろう…。
お兄ちゃんともあれからあんまりクラスの話はしなくなった。おそらく私に気をつかってくれてるんだろうな。
E組教室ーー。
コロ『ーーとまぁ、この山の食材をふんだんに使って、あとはダシにお金を使えば予算は確保できます。』
カルマ『いいじゃぁん!それっ。』
村松『ダシは俺に任せてくれよ!』
木村『食材の調達は本番。俺らに任せてくれよな!』
岡野『うんっ!』
コロ『ヌルフフフフ!本校舎、A組は体育館を貸し切って、ステージでコンサート形式に入場料を取り、大手飲食店とスポンサー契約もしたようです。
だが、君たちには君たちの武器がある!精一杯ヤる気で取り組みましょう!』
ひなの『まぁにも私たちの料理食べてもらわないと〜!』
前原『だな!』
カルマ『まぁには俺から言っとくよぉ。』