第27章 別れの時間
E組教室。
磯貝『何で言わなかったんだよ!!まぁは俺のせいで…。』
前原『すまん…。でもまぁちゃんとの約束だったんだ。』
渚『ごめん…磯貝君。』
ひなの『そんな…。まぁが本校舎に…。』
ガラッ…。
前原『カルマ…。』
磯貝『カルマ、すまない。俺のせいで…まぁが。』
カルマ『いや、磯貝のせいじゃない。それにまぁは磯貝を悲しませたくないから黙ってくれって言ってたわけだし。
俺もまぁを取り戻す方法、考えるよ。』
磯貝『カルマ…。』
コロ『なら、カルマ君。次の2学期期末で総合一位をかけて浅野君と勝負してみてはどうでしょう?
勝った方が負けた方に何でも一つ命令できる。
ただしこれはカルマ君、君にとっても大きな賭けになる。どうしますか?』
カルマ『……まぁのためならやってやるよ。その賭け。』
そして必ず取り戻すよ…。まぁ…。
だから待っててね…。
A組教室ーー。
学秀『みんな。また今日からこのクラスに戻った赤羽まぁだ。
中間テストが終わって次の期末までの間、学園祭もある。
この調子でE組のやつらを僕らA組が支配してやろう!』
仕方ない…。自己責任だ。
けど、暗殺は必ず成功させる…。それが終わればA組やE組なんて関係ない…。
もうすぐ、私のこの生活も終わる…。