• テキストサイズ

distinctive

第11章 地獄&最終話


珊瑚
「____っ!!」




珊瑚の手が警官の頭に触れると、眩しい光を放ち
警官は目を見開き 口から泡を出しながら ガタガタと体が痙攣を起こす。




しばらくすると、光が弱まり 力を使われた警官は死んだ魚の眼のような瞳で空気を見つめる。人間に初めて使った力の威力を目の当たりにして、珊瑚は涙が溢れてきた。





珊瑚
「ひ、人に使ったら……こんな風に……。うぅ……!」




京緋は珊瑚の手首をグイッと引っ張り、冷たい目で見下ろす。

京緋
「姉さん、泣いてる場合じゃないよ?まだまだ ここにいる連中をやらなきゃならない。」

珊瑚
「___!!」





周りの警察官達は、恐怖に怯えた顔をして二人を見つめてくる。中には失禁までしてしまう者がいた。そんな様子を嘲笑うかのように 京緋は一人一人奪っていった。

/ 99ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp