第4章 はたけカカシ現る!!
「アカデミーの成績で、上位十二名を下忍合格にすれば良いのに、何故このような事をしなくては、いけないのか分かりますか?何故なら、……だからです。」
迦楼羅が丁寧に説明した。
「……確かにそうだな」
「よく判らないってばよォ!!」
「そういう事ね。」
ここに至って、カカシ先生の話の裏側が見えてきたようです。
「何ぶつぶつ言ってるんだ?
ほら、さっさとかかって来い。
時間は待ってはくれないぞ?」
カカシ先生は強引に
試験を開始しました。
「えっと…、そう言われても。」
「クナイや手裏剣を使っても構わんぞ。殺す気でかかってきなさい。」
「殺す気って……」
びびるサクラと平然な迦楼羅を挟んで、
サスケとナルトがまたもや喧嘩を
し始めようとしています。
「ふっ。」
「ベーッ」
ナルトにとって、以前からこのサスケは気に入らなかっようです。しかも、kiss事件とかもありましたし…。