第2章 【番外編】想いの向こう側
何を思ったのか、爆豪君は…
爆豪
「フン!」
ブンッ
風利
「⁉︎」
パシッ
取り出した何かを、八剣君に投げつけた。
八剣君はキャッチしたが、酷く驚いている。
それは、俺や他の皆も同じ……
葉隠
「何やってんのよ、爆豪!」
麗日
「何で投げるん⁉︎」
切島
「渡すならちゃんと渡せよ!」
飯田
「爆豪君、お礼の言葉を言わなければ」
峰田
「ほら、『ありがとうございました』はーー⁉︎」
爆豪
「うっせえ‼︎俺はホワイトデーなんざどーでも良いんだよ‼︎」
ドカドカと、爆豪君は大股で扉の方へ歩いて行く。