第2章 【番外編】想いの向こう側
雑貨店を見つけ、気を取り直した口田はマフラーを見に行った。
俺も、タオルのコーナーに向かった。
上鳴
「向かいの服屋、美人な店員さんが居る!」
飯田
「上鳴君、今はプレゼントを選ぶ時だろう!」
飯田と緑谷も、ハンカチの方を眺めてる。
上鳴
「あ、服プレゼントすんのにも意味があんだぜ?」
緑谷
(まだあるんだ…)
まだあるのか…
上鳴
「それを着た相手を脱がせたい、だ」
切島/緑谷
「Σぬっ!!?」
脱がせたいって、それ…
切島
「な、何だその意味!服贈る奴全員が思ってる訳ねえだろ!」
上鳴
「だーからカレカノ間の話だって!気にすんな?」
緑谷もアワアワしてたが、上鳴に言われて俺も緑谷も黙った。
…上鳴の所為で、変な想像しちまったじゃねえか!