第2章 【番外編】想いの向こう側
ビシッと、上鳴が口田を指差した。
上鳴
「そしてマフラーの意味は!」
口田
「!」
上鳴
「相手に首ったけ!」
切島
「?」
それって、どういう意味なんだ…?
上鳴
「つまり、大好きって事だよ」
口田
「⁉︎」
そんなつもりはなかった、と口田はブンブンと首を横に振る。
緑谷
「か、上鳴君、口田君が気にするから…」
上鳴
「あ、悪りぃ。気にすんなよ口田!今のは、あくまでカレカノ間での話だ」
飯田
「関係の無い話なら、何で今したんだ?」
上鳴
「だから悪かったって!」
切島
「まぁ、細けえ事気にしてもしょうがねえしな」
相手が…薙景が喜びそうな物を選べば良いんだよな。