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【刀剣乱舞】神 の 寵 愛

第3章 【第2章】 出 張


『ブラック本丸かぁ...』


耳に挟んだ事はある。
何らかの原因で瘴気に溢れ、草木も枯れ果ててしまい、刀剣男士も審神者に牙を向くようになってしまった場所...


多分今回私が行く所は、生半可な気持ちで行ったら確実に死んでしまう...





「どうして引き受けたんです?」



『どうしてって...』




宗三が言いたいことは分かる...
自分の主が死んでしまうかもしれない場所に行こうとしてるんだから...



『......特に深い意味はないよ。
ただ、会ってみたい...』



自分がした事じゃないけど同じ人間が神様を怒らせてしまったのだ...


『会って、許してもらえない事は百も承知で謝る。
そしてもう一度、力を貸して貰えるように頼んでみる』



だって...恨みを抱えたままとか悲しいから...





「はぁぁぁぁ...貴方って本当にどうしようもないお人好しですよね...」



すっげー溜息つかれた...



「僕が許しても他の方々がどうかは分かりませんよ...」




そうだったーーーー明日までに皆を説得出来るかしら...




『そ、そうざ...「僕は今回ばかりは味方になりませんよ反対派ですので」( 'ω')ヒェッ』



デスヨネーシッテマシター




『よしっ今から緊急会議だっ!!!!』
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