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ただのパンダのお引っ越し

第7章 愛があればいいのさ



「うあああう…!ひゃ、はげ、し…あっうっ、だ、めぇ!やぁ、むりぃ、こんなのぉ!!」

ただでさえ激しい獣のセックスが、「いつもと違う」という感覚のせいで更に激しく感じてしまう。
私は叫びにも似た喘ぎ声をだらしなくこぼし続けた。

伊豆くんは私の上で、ギュルギュルと獣じみた鳴き声を上げている。じみたっていうか獣なんだけど。
きっと彼も興奮しているんだろう。


ズンと押し込まれるたびに「うっ」とうめき声がでる。
そして引き抜かれるたびに膣内の液が掻き出された。
熱い。彼のものも、彼によって流れ出る私の液も、何もかもが熱かった。

「あうっ、う…ひっ、う…うあ、伊豆、く…うぅっ、こわれ、るぅ、わたひぃ…しんじゃうぅ…」

壊れる。
本当にそう思った。

ていうかもう壊れてると思う。
だってこんなに激しいのに、すっごく気持ちよくてたまらない。
味わったことのない性感で、本当に頭がどうにかなってしまいそう。

ああもう私、多分元に戻れない。
こんな気持ちいいこと教えられちゃったもん。
伊豆くんの味、すっかり覚えちゃったもん。

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