第3章 ペットとセックスできますか
「だが、こんな話をしていたら本当に抑えられなくなってくるな。なあ桃浜」
パンダ男…あ、いや、伊豆くんが座布団から立ち上がり、私の方へ近づいてきた。
彼は今、私が買い与えたジャージを着ている。
その股間は、すっかり膨らんでいた。
「初めて会った日、一緒にシャワーを浴びてくれたな。あの時の桃浜の裸はキレイだった…。あれが忘れられなくて、毎日何度も何度も思い出したよ。もう一度、あの体をオレに見せてくれないか」
伊豆くんは、無遠慮に私の胸の上に手を置いた。
どうしよう、どうしたらいい。
必死で頭を働かせた。
腕力で勝てるはずもない。
逃げようにも、ここは私の家。外へ出たところでどうにもならない。
どうする。どうする。
何も言えない私をよそに、伊豆くんは私の服に手をかけた。
すでにお風呂を終えているから、ノーブラでパンツとパジャマしか身に着けていない。
「あ…あ…」
「そんなに動くと服が伸びるぞ?」
伊豆くんはのん気なことを言いながら私の体を覆う布を引っ張る。
抵抗したいのに、私の手足は情けなくブルブル震えるだけだ。
気づいた時には裸にされていた。
「やっ…や、あ…やめ…」
伊豆くんの表情は、普段の温和なパンダ男のそれとは全く違った。
高調した頬。性欲に濡れた瞳。熱い体温に流れ出る汗。彼は今、ケダモノだ。
「やっぱりキレイな体だ。人間の女はみんなこうか?いや、桃浜が特別なんだろうな。きっとそうだ」
伊豆くんは自分のズボンとパンツを脱いだ。いきり立ったものが飛び出してくる。
震える私の脚を開き、股間にピトリとその熱いものをつけた。
どこで人間のセックスの方法など知ったのだろう。本能のなせる技か?
「ハァ…桃浜…」
ギチッ、と、圧力がかかった。