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【黒バス】in your hand【黄瀬】

第1章 中学



「あれ、真太郎しかいないの?」
「ほかのみんなはどこっスか?」
「しばらくしたら戻ってくると思うのだよ」

そういうわけで、真太郎にさっきまでの出来事を愚痴る

「……それは、大変だったな」

素直に同情してくれた
嬉しいのか、悲しいのかわからない

「あ!さつきたちだ!」

さつきたちが戻ってきた

「おかえりー」

そうだ、さつきにも聞いてもらおう

「あのねー、さっき……」

出来事を告げるとさつきは目を丸くして、こう言った

「きーちゃん、やるなぁ」

……どういういみですか?

「さつき?」
「気にしなくていいよ」

「みんなでプリクラ取らないっスか?」
突然涼太がそう言った

「え!?」
「はぁ?」
「えー……」
「何を考えているのだよ」
「黄瀬くん、すごいですね」

みんなが反応する

「いや、記念に一枚撮ってみたくなったんすよ」

隣のさつきを見る

「それって、テツヤと一緒にプリクラ写れるってことだよね」
と言ってみると、賛成し始めた

「撮ろうよ!」

めんどくさがる大輝を、さつきが説得して

みんなが撮るような流れになってきて、真太郎も賛成した
寂しがりやなんだから~、かわいいなあ

最後に敦が承諾して、めでたくみんなでとることに



さりげなく涼太の隣に行けて満足でした




プリ撮り終わって、別れることに
そのまま家に帰ろーとしたら涼太に呼び止められた

「ちょっと、りんっち!最初の目的忘れたんスか!?」

「え……?……あ!」

そうだ、さつきとテツヤの様子を見るために来たんだった

「あ、出てく。りんっち追うよ!」
「うん」

二人で店を出ていくさつきたちの後を追うことにする


さつきには悪いと思ったけど、涼太と一緒に入れるならもう良かった
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