第2章 勘違いと勘違い【及川徹】
岩ちゃんは部屋にはいると
青色のベンチに座った
私は話しやすいようにと
向かいにある青色のベンチに座って
さっきあったことを話した
岩ちゃんは話の間に頷いてくれたり
ちゃんと私の話を聞いてくれた
私の話が終わると岩ちゃんは
パンの袋を開けて食べ始めた
パンを食べ終わった岩ちゃんが口を開いた
岩「あのクソ川...はぁ」
そりゃツラかっただろうなといって頭をがしがしと
撫でてくれた岩ちゃんの優しさと気持ちがいっぱいいっぱいになってしまい
思わず声を出して泣いてしまった
私が泣き止むまで頭を撫でてくれた岩ちゃん
『及川は私のこと嫌いになったのかな...私まだ及川のことすきだよぉ...』
岩ちゃんは頭をポンポンしてくれた
『岩ちゃんありがと...私及川と別れて、岩ちゃんと付き合おうかな』
なんて冗談をいうと額にデコピンされて