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迷い道クレシェンド【HQ】【裏】

第106章 【番外編】願い事


片足を大きく持ち上げられ、指の角度がかわる。 
「ま、まって、それっ…、だめぇ………」
指の腹で引っ掻かれると、真ん中から水しぶきが溢れて止まらない。
「ぁぁああ…!!!あっ、ああ、いやぁ……」
また腰が震えてきゅうきゅうとナカの指を締め付けた。
ぶるぶると全身が快感を外に逃がそうと必死だ。

前を開かれて胸をちゅう、と音を立てて吸われる。
「あっ…あ、ひぁ、は、ん……」
刺激を与えられているのは上半身なのに、反応して欲深くなっていくのはお腹の奥。
どんどんと増えていく指をぎゅうっとさらに締め、奥の入口が下がったところでトントンとノックされる。
「んぁぁ…!!!あっ…だ、だめぇ……」
空いた隙間からプシュっと音を立てて飛沫が飛んだ。
恥ずかしくて顔を両手で覆って強く目を瞑る。
「いやぁ…みないでぇ……」
「なんで」
また胸にかぶりつかれながらナカをぐちゅぐちゅと音がするほどに弄られる。
舌が器用に先端を押し潰したり転がされたりする度に腰がひくんと跳ねる。
「いやぁぁぁ……!!!」
じゅる、と強く吸われると、それだけの刺激で昇りつめてしまう。
恥ずかしくて顔を見れなかったけれど、数分ぶりに顔を上げるとにやりと笑われる。
浅くキスを繰り返されると、いつの間にか用意された避妊具の封が切られて、そのままゆっくりと私と繋がっていく。

「はぁ…は、ぁ、はぁ……っ、んんんっ…」
もう何回達したかわからない。
汗ばんだ肌がくっついて、一つになったような満足感。
深い沼のようなまとわりつく愛情をとても感じる。
もうすっかりへとへとで、腕を背中に回すのもいっぱいいっぱいなのに、また激しく揺すられる。
ひんやり背筋を走る快感が全身をめぐって、やがてゆっくりお腹を熱くさせる。
「ぁぁ…また、いっちゃ……」
脚を大きく上げてびくりと跳ねさせた。
私が果てたのを確認してから、繋心さんは自分のイイところを探して激しく抉っていく。
でも身体がすっかり敏感になってしまい、どんな刺激も見逃さない。
「やぁ……!!まっ、まって……!まってぇ……!!!」
「っ…!!」
どくどくと脈打たれ、私も同時にまた果てる。
玉のような汗が額を伝う。
とろとろに溶けてしまいそうで、怖くて抱きつく。
優しくちゅ、ちゅ、とキスされて、そのたびにビクビクと反応する。
「きもちぃ…きもちぃよぉ……」
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