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【暗殺教室】コロクエスト〜女神の娘編〜

第9章 〜法王は、お父様?〜


パリンッ!窓ガラスが割れる…


『お待たせ〜!まぁ〜!』


『魔力で封じた部屋だぞ!どうやって…』


『ヌルフフフフ…。魔王にそんなモノは効きませんねぇ〜』

『さぁ〜、浅野君、こないだの続きしようよ〜!』

クッ…。


『アイスプリズン(氷の檻)』


『学秀!出して!』


『まぁ、僕は諦めない!バグも、君の心も僕が変えてみせる!』



『え〜?何なに?やっぱりまぁの事、男の目で見てたんだぁ〜!』



『黙れ!まぁは渡さない!』



うっ…ダメだ…呪印のせいで、魔法が出ない。


『まぁは、連れて帰る!』


『させるかっ!』

カルマの業火の劔が、学秀の劔をなぎ倒す。


バリン!カルマの劔が氷の檻を切り裂く。



『まぁ、行こうか。』


後ろを振り返る…。

『学秀…』



『必ず連れ戻す…』



その瞬間、カルマにお姫様抱っこをされ、窓から飛び降りる。



えっ!ここ34階〜!!!ぎゃー!!!



シュルッ!コロ先生!

『カルマ君、いきなり飛び降りないで下さい。』


『え〜!だって先生見捨てない人でしょ?』


『全く、もう!』

『フフッ…。カルマ、コロ先生、ありがとう!助けに来てくれて。』


『まぁ、その手首…。』


『ぅん。お父様に、魔力を封じる呪印がされてるの。お父様以外解呪できないと思う…』


『ん〜、少々厄介ですが、一度帰って解呪の方法を探しましょう!』



ーE組上空ー

『帰ってきたぞ!まぁちゃーん!』

『みんな…』


ー教室にてー
解呪の方法を模索するE組。


『ダメだ、見当がつかない上、強力すぎてどの解呪魔法も効かない。』


『ニュヤ〜。おそらく、精神を制御するカラナ教の魔術と、支配を混ぜた法王の魔力。

その枷を外せる程の魔法。もしくは、まぁさんの精神に直接介入できるような強い何かが必要ですねぇ。』

『チクショー!』


『みんな…ありがとう。どうにか弱める方法だけでもないか探してみるよ!』

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