第1章 大親友の壁
メンバーに先に帰ることを伝え荷物を持って楽屋に出た。
雅紀「ニノ、もう帰るの?」
和也「帰る。なんかあんまり体調良くないから…」
すると突然驚くほど相葉君の顔が近くにあっておでこ同士がくっついた。
雅紀「熱はなさそうだけど…一人で大丈夫?俺送るよ?」
和也「いい、大丈夫…ありがとう。」
今ので絶対熱上がった。
この無自覚め…
家に着いて部屋着に着替えソファーで横になっていると、
ピンポーン!
チャイムが鳴って見ると相葉君がいた。
雅紀「俺だよ。開けて〜。」
本当は帰ってくれって言いたいけど相葉君だから言えない。
俺は鍵を開けて中に入れさせた。
雅紀「お邪魔します。心配だから来ちゃった。」
和也「別に良かったのに…」
リビングのソファーに座って言った。
雅紀「だって親友が弱ってたら心配で…」
その親友って言葉が今はどれだけ辛いか…
和也「ねえ、相葉君…」
雅紀「ん?どうしたの?お腹空いた?そしたらなんか作る…」
和也「違うの。聞いて。」
もうここでダメなら…