• テキストサイズ

いちご☆恋模様 色々詰め合わせ

第3章 きみに会えてよかった


「・・・ふふふ」
「・・・なんだよ」
「なんでもないでーす、ふふ」


後ろに身体を預けると、宗介さんの大きな身体にすっぽり包み込まれて、とってもあたたかかった。そして、宗介さんの手に自分の手を重ねて、ぎゅっと少し強く握る。


「急に機嫌良くなったな・・・お前」


宗介さんの言葉、ちょっと乱暴な感じになってる。きっとさっき自分で言ったことが照れくさいんだ。

こんなところがすごく・・・


「大好き!宗介さん」
「・・・お前、そればっかだな」
「だって本当のことだもーん、ふふ・・・・・・んっ」


後ろを振り返って見れば、予想通りそこには宗介さんの赤くなった顔。可愛いなあ、なんて思って少し笑っちゃったけど、私の唇はすぐに宗介さんに塞がれてしまった。



『会えてよかった』

お互いにずっとそう思っていられますように。そんなことを願いながら、宗介さんの甘いキスに身を委ねた。
/ 47ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp