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Unlimited【ダンまち】

第90章 未来への展望





「洗脳と毒」、「癌化」をそう評した理由が明かされたあの日の夜…
「癌一同」に善意を抱くこと、助けることを禁じられている根源を知った時…

もう二度と癌化するものが現われないようにと祈りを捧げる日ともなった


そして――人類が、「癌」から脱却する手助けに大いになり、大いに励んだとされる



それが―――∞年にまで続く行事、『晩歌祭』の起源とされることとなった――――




と同時に、その名が…その日以降、「エレジア」では無く、「哀しみばかり振り撒く癌の齎す癌化による事態」を起源としなくなったことから、『ハレルヤ』と呼ばれることとなった聖なる行事、神事として―――




7月12日…ハレルヤと名を改められた、晩歌祭では無く『謝礼祭(ハレルヤ)』と―――

各国各議員が全員賛同し、
お盆が、お盆では無く、偲ぶでは無く、全てに感謝し讃える日として大きく受け入られて、
そう全ての人類から、生きとし生ける全てから、賛同を大きく受け、大きく支持を受けたという―――


ケイトはその時酔いまくっていて正常な判断が出来ておらず、僕が代わりに賛同し、
正式に名を改められ、歴史に大きく名を刻むこととなった―――

ケイトが代表して――――



ケイト「いやなんでやねん!!!;」

フィン「仕方ないだろう?
あの時も今朝も今までずっと酔っていたじゃないか」
ケイト「そりゃ酔いたくもなるよ!
1兆5000億年だよ!!?
創世神の親の悲願だよ!!!?
ずっとずっと待ち望んでて叶わなかったんだよ!!!!?

誰だって喜びに打ちひしがれて叫んで酔いたくもなるよ!!!!!」真剣
『臭いだけで酔っていたのはそれ(その願望)でか…;』たらーり

酒を被ったことはほんのきっかけであったことが暴露された;


そして――酔った勢いで、「主犯格の癌」と『原初の始祖神』がどう思っているか、好意を抱いているかどうかで大きく「癌化」と『実在化』に影響が左右されるのだという事態も―――

最低値(嫌悪の対象)となれば
「癌化」においては『原初の始祖神が施す実在化のみで無効化出来る』
『実在化』においては『支障が出ない範囲のみ』となり
罪が無ければ癌化しないが、癌に好感を抱き合っていれば癌化は避けられない
その時点で加担者となってしまい、それと同時に「罪人となって(隠れ癌へと変異して)しまうから」


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