第88章 神聖たる導き
命には…限りがある
だから……大事に生きるのよ
精一杯生きてね
皆、限りがあるから
生きているのではなく
生かされている
それを忘れないで
そんな声が…聞こえた気がした
ケイト「わかってるよ…
お母さん(創世神と創世神の親)」
創世神の親の言葉だったらしい
その頃別世界では…
ケイト「少しでも…役に立ててるのかな……」
ぽつりと、不安そうな声で冬獅郎(リヴェリア)に言っていた
冬獅郎「………
本気で言ってんのか?」ケイトが一日で終わらせた1800枚もの山と交互に見る
ケイト「いや全然恩返し出来てない気がして…;
そんぐらい…(がしがし)←後ろ頭を左手で乱暴に掻く
いっぱいもらったし…さ……」俯く
冬獅郎「はああああああああ」嘆息
ケイト「何その溜息!!;」ガーン!!
冬獅郎「あれだけやっといて言うな
散々助けてくれただろうが
ケイト「助けた内に入らないぐらいなんだよ!!
そんぐらい大事なの!!
いっぱいもらったの!!
冬獅郎「ぷっ
はっはっはっはっはっ!!^^」
ケイト「????
なんで笑ってんの?」きょとん
冬獅郎「くっくっくっ
いや…
お前…そうやって一生、ずっと返してくんだろうなって
そう、思ったらな…
ふっふっふっ^^
はっはっはっはっはっ^^」
ケイト「むー…(ぷくーっ)←頬膨らませ
嫌がっても押し入ってやる
がおー!!」両拳を頭上に挙げる
冬獅郎「でも断ったら聞くんだろ?(にやり)
ケイト「うっ」ぴたり←動きを止め
しゅるるるるるる←身を縮める
冬獅郎「ぶはっ!!」吹き出す
ぷるぷるぷるぷる←爆笑し腹抱え震え出す
ケイト「しょうがないじゃんか!
嫌がるんなら無理強い出来んもん!!」憮然
冬獅郎「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!^^」
ケイト「むううううううううう」ぷっくううううううう
乱菊「何やってんのあんた達」
ケイト「聴いてよ!!
さっきから冬獅郎がめっちゃ爆笑してんだよ!!
なんか言ってやって!!」
乱菊「あーーーー
何されたんですか?✨️隊長!」
冬獅郎「いや…
どうもこうもない、ぷふっ
くくくっ」腹抱え
乱菊「えー!
教えて下さいよ!!」
冬獅郎「なんでもねえ」
乱菊「何かあったからでしょう!!?」
冬獅郎「何もねえ」
流されて終わった