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Unlimited【ダンまち】

第88章 神聖たる導き





隠れ癌に、原初の始祖神として説明する時…
怒りのままに、右目が発光していた

そこは…ケイトの魂が宿っていた……


その光が止んだのは…やっと、落ち着いたからなのか



一区切り付いて、そうでない存在を見つけての安堵か…今となってはもうわからない



ただ…言えるのは……

人の本質は、中身は…
そう容易くは変えることの出来ないものだということだけだ――


たとえどんなに生まれ変わったとしても…
どんな環境で生まれ、育つことになったとしても…
想い(中身)は一つだ

心も…共に……



だから言ったのだろう…
マーカーを付けて欲しいと

要望を出すのならば…
またいずれ…後輩(次世代)が苦労するよりも前に、事前に対策出来るようにしたいと
その目安にはなるから…必ず…同じ苦しみを、痛みを、傷を、味わうことになってしまうから……

たとえどんなに必要なのだとしても…成長に不可欠なのだとしても……
それでも……痛いことに、変わりは無いから

それで苦しむ姿を…何もせずに、笑ってみていること等、出来ないから


抱き締めて咽び泣く未来が浮かぶ



ごめんね――


そう…咽び泣く姿が―――

出来る限りは避けた
それでも…その者に罪を犯させなければ、消すことは出来ないのだから…
それだけの罪でないと…意味が無いから……

創世神…それも、実在化をしてくれている存在に対しての罪は……他の罪の比では無いから………


世界の為に、次世代の為に…お互いの為に、必要不可欠なこと、避けられないこと…
だから……

ごめんね、と


ケイト「悪いのはやった人!
(結び付けた)あなたじゃない!←初代を、その双眸を、真っ直ぐ見据える

そりゃわかってたのなら未然に防いで欲しいという気持ちもあるけれど…
どうしても無理だったなら、相手の本質を確かめるテストも兼ねているのなら…仕方無い
癌かそうでないかの判別に役立つのなら大いに利用してくれ

それで少しでも皆の負担が減るなら…頑張る!


それが…俺(ケイトの魂(二代目))に出来ることだから(真剣)


ずっとずっと…頑張ってくれた、皆への恩返しだから^⁠^

私(ケイト)のやりたいことだから(微笑)
大好きだよ…それごとね^⁠^



少しでも…あなた達の頑張りが報われるのなら…救いとなれるのなら……

嬉しい^⁠^


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