第2章 出会いは認めない
ハユウside
ヒーロー科の入試か……
私の望む事はたったひとつだ
"普通になりたい"
この個性のせいで小さい頃から普通にはなれなかった
個性が出ていない頃は
ただの少女で、髪の毛の色も金色と母親譲りの容姿だったのに
ストレスのせいで髪の毛は白に変わり
個性のせいで母親を自らの手で殺してしまった
死にたいと思って何度も自分の腕をカッターで切った
なのに、個性のせいで死ねなくて
『菜々美。私は普通になれるかな』
菜々美「わかりません。ですが、それはハユウ様次第で御座います」
『そうだな、ありがとう菜々美』
私は抗い続けるから
利用されるなら
死んだ方がましだし
私は思いを胸に入試会場に入っていった