第3章 狂っていく野望
リカバリーガールside
『…失礼します』
低めの声で扉が開いた
誰かね?
今は授業中のはずさね
チラリと見ると、悩んでいた原因の少女
"楠木ハユウ"が居た
『気分が悪いんです。ベット貸してください』
リカ「わかったよ。使っていい」
ありがとうございます、という姿を見るに楠木怪物が言ってたようには見えない
昔、楠木怪物が言っていた
自分の娘は礼儀知らずの殺人犯だと
個性で育ての母を殺したんだと、楠木は言っていた
礼儀はちゃんとしてるし、何よりも楠木のことは信用しちゃいなかった
この子も親不孝だね……
リカ「楠木ハユウだね」
『…………はい』
苗字が嫌なのか若干の合間があった
リカ「どうしてヒーロー科に入らなかったんだい?」
『………』
黙る楠木ハユウ
やはり、楠木怪物が原因みたいだね
リカ「答えなくてもいいよ。でも、一人で溜め込まないで少しでも相談して欲しいね」
『………』
リカ「いいんだよ。なるべくで、なにかあったらまた来ていいさね」
時間が経っていき
チャイムがなると、
『ありがとうございました。』
と、ペコリとお辞儀して戻っていった
なにかあるなら
やっぱり溜め込まないでほしいんだがね……