第2章 出会いは認めない
ハユウside
今、自己紹介をしてるんだけど
私は初めてだからどうすればいいんだかわからない
親父のせいで
棗「赤城棗です!個性は"透視"だよ!気軽に声かけてねー♪」
心操「心操人使。個性は"洗脳"」
彩名「丹羽彩名です。個性は"超音波"。超音波っていっても耳がいいだけなんだけどね」
三郷「はいはーい!藤咲三郷でーす!個性は"花"!花を出すことができるんだよ!」
皆慣れてる感が凄い
最後に一言言ってるし
私はどうしようか
シンプル?それとも明るく?
私の番になった
『えっと……楠木ハユウです。個性は"治癒"と……"ビースト"です』
やっぱり無理だった
恥ずかしいし頭が真っ白になる
これが、緊張なのか
顔が熱いし、心臓が煩いほどドクトク言ってる
『よろしくね……!』
嬉しいけど恥ずかしい
久し振りに笑ってみた
皆の顔が緩んだのがわかった
少しだけ、普通になれた気がした