第4章 図書室
図書室って確かここら辺だったよね〜
あっ、あった…
ガラガラ
うん、誰もいないね〜
どこに座ろっかな〜
あれ、人いた〜
寝てるし、なんか二人って気まずいよね…
あっ、起きた…
○○『あんただれッスか??』
えっ、前もこのパターンなかったけ??
『あっ、白雪紫苑です』
○○『ふ〜ん、俺の名前は知ってるッスよね?』
いや知らないし〜
『知りませんけど…』
○○『マジっすか、オレ黄瀬涼太よろしくッス』
『よろしくお願いします。黄瀬涼太くん、』
黄『白雪さんはなにしに此処にきたんスか??』
『普通に本を読みに…』
黄『自分から本読みに来るってすごいッスね』
『えっ、そうですか?まぁ本好きなんで…』
黄『オレなんて本読んだらすぐ寝ちゃうんスよね〜』
『なんとなく想像できます。』
黄『えぇ〜』
『そういえば黄瀬くんはどうして図書室に』
黄『ファンから逃げてきたんス』
『ファン??』
えっ、この人ってそんなにすごい人なの〜
黄『オレ、モデルなんス』
あっ、なんだデルモか〜
『えっ、凄いですね!確かに黄瀬くんってかっこいいですね!』
黄『えっ///ありがとうっス』
えっ、何その反応〜
モデルだからお世辞とか言われ慣れてるかと思ってた〜
意外と可愛いかも〜
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
あっ、チャイムなった
……次体育だ、急げ…
『チャイムなったんで教室戻りますね!』
バタバタバタバタ