第9章 無神ユーマ【野望】
翌日
私は少し重い足取りで学校へ来た
(シュウに会うの....気まずいな....)
本当は学校へ来るのも戸惑ったが、
ルキに妙に悟られるのも嫌だと思い、止めた
まぁ、彼の事だから
もう少しは察していると思うが....
教室に入ると、そこには誰も居なかった
黒板には体育館へ集合の文字が....
少しホッとした
シュウが居たらどんな顔をして会えば良いのか分からなくて....
昨日もあまり眠れなかった....
ユーマの顔とシュウの優しさが交差する....
ガタッ....
「体育は休も....スースー」
私は変に気が抜け机に突っ伏し眠りに落ちた