第8章 無神ユーマ
その頃ユーマとユイは....
「なぁ?雌豚。さっきのって、間違いなく、らんとあのニートだったよな?」
「うん....」
数分前....二人は廊下を歩いていると
目の前をらんとシュウが手を繋いで走っている光景を見てしまった
二人が行ったあと先生と生徒が来て、追いかけられなかったが....
「あーぁ....まじ、知らねーぞ....はぁ....」
イライラしているユーマ
「なんで....シュウさんとらんさんが....?」
「あいつらは同じクラスなんだ。でも、今のは流石に見過ごせないよな....こんなのルキにバレたら....」
怒るルキの姿を想像するとユーマは苦笑する
(やっぱり、ユーマくんでも、ルキくんには逆らえないんだなぁ....)
「それに....アイツになにかあったら....」
ユーマは険しい顔になる
「ルキくんに言った方がいいのかな?」
尋ねる
「あぁ。しょうがねぇ....」
ーチッ....ニートのやろう....ー