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不完全な『アダムとイブ』

第6章 無神コウ


ーーーーちょっといい?小森さん

ユイは休み時間、先輩達に呼び出された

先「ちょっと貴方。コウとはどうゆう関係なの?」
ユ「え....」
先2「私、昼休み貴方がコウとキスするとこ見たの。どうゆう事か説明してくれる?」
ユ「........」
(どうゆう関係....)
餌と捕食者....
そんな事が頭をよぎり、ユイは首をふる
先3「黙ってないで答えろよ」
ドンっ!
ユイは倒れる
その後も蹴られたり髪を引っ張ったりしてくる
ユ「痛っ!やめて!」
先「コウはみんなのものなの!そんな事くらい分かるでしょ?!」
そうだ....彼はヴァンパイアでもあり人気アイドルでもある....

その時、ユイは2階の窓から覗くコウの姿を見た
(コウくん....)
全ては仕組まれていた事に気づく
昼休み急にキスしてきた理由も、彼女達に見せるため
ー私達は餌と捕食者それ以上には....ー
先輩は腕を振り上げる....が....

ガシッ!!
貴「もう、そのくらいでいいでしょ」
先輩の腕を掴む らん
ユ「 らんさん!」
コウ「 らん....」
先輩「チッ....」
バッ!! らんの腕を振り払う
貴「貴方達はこの子に嫉妬してるんでしょ?コウの眼中にも入ってないって分かってるから」
先輩2「何なの貴方!ただの兄妹のくせに」
先輩3「調子に乗らないで!」
貴「この子に手を出すなって言いたいの」
先輩「私に指図しないで!その顔歪ませてあげる」
バシッ!!
貴「ッ....」
ユイ「 らんさん!」
すると
先生「おい!お前達何やってる!」
先生がこっちに向かってくる
先輩「チッ....行きましょ」
みんなは足早に去っていき先生はそれを追いかけていった

ユイ「 らんさん!大丈夫ですか!?」
貴「うん。このくらい平気。それよりユイちゃんの手当しよ」

ユイ「すみません....」
二人は保健室に向かう
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