第4章 無神ルキ
ルキくんに言われるがまま、3年の教室に向かうユイ
コウ「ねールキくん?」
ルキ「なんだ?」
前を歩いていたコウが後ろを向く
コウ「らんは、転校生だから職員室につれてった方が良いんじゃない?」
ルキ「そうだな。....ユーマ。らんを職員室に連れて行ってくれ。俺はコイツの監視がある」
ルキは指をユイの方へ指す
ユーマ「あいよー。らんついてこい」
貴「はーい!じゃあ、みんなまた後で!」
コウ「ばいばーい♪」
らんはユーマに連れられて職員室に行く
アズサ「俺も....教室こっちだから....またね....ユイさん」
ユイ「うん。」
アズサも別方向に行く
3人で廊下を歩いていると、不意にコウが....
コウ「良かったの?らんを別のクラスにして」
真剣な表情でルキに問いかける
ルキ「あぁ。アイツのクラスには逆巻の長男しかいない。それに、殆ど授業に出てないらしい。」
コウ「けど、らんは....」
ルキ「アイツは....自由にさせてやろう」
それを聞いていたユイは何か不思議な感じがした
「ただ、コウも注意しておいてくれ」
「はーい。了解♪じゃ、俺こっちだから。まーたね♪エム猫ちゃん♪」
コウは手を振って教室に入っていった
ルキ「いくぞ」
ユイはそのあとを追いかける
何故だろう....ユイにはさっきの二人の顔が物凄く悲しそうにみえた