第4章 無神ルキ
学校に着き、玄関に入る
すると、
ざわざわ..
生徒達が騒ぎ立てる
「あ!無神君たちだ!」
無神兄弟は逆巻兄弟と同じか、それ以上の人気を得ていた
じろじろ見てくる生徒達に愛想良く手を降るコウ
すると、黄色い悲鳴があがる
また、一方では....
「なぁ、無神達の隣にいる子誰だ?」
「めっちゃ可愛いじゃん!俺好みだわ!」
注目を浴びるらん
だが、本人は気にしてないようで
貴「ねー!ルキ!綺麗な学校だね!」
ルキの裾を引っ張り話しかけるらん
ルキ「あぁ。」
興味津々に辺りを見回す
また、男子生徒を見て睨みつけるユーマ....
アズサ「ユーマ....目つき....悪いよ」
ユーマ「うるせ」
そんなみんなを見てユイは....
ユイ(物凄く目立ってるなー....らんさんは可愛いし、無神兄弟は人気あるみたいだしね....さっきから視線が痛いよ....)
ユイは足早に自分のクラスに行こうとする....が、
腕を掴まれる
ルキ「おい。何処に行くつもりだ」
ユイ「自分のクラスに....」
「はぁ....」
ルキは大きくため息をつく
ユイ「え..」
ルキ「お前は自分から逆巻の奴らに捕まりに行くつもりか?」
コウ「流石は天下のエム猫ちゃんだね~」
ユイ「え!?」
状況がつかめないユイ
ルキ「お前は今日から俺らと同じ教室で授業を受けてもらう」
ユイは言いたいことが沢山あるからか、固まる
そんな様子を見たらんは苦笑を浮かべていた