• テキストサイズ

不完全な『アダムとイブ』

第15章 終焉の懐時計


「!」

ルキの言葉に驚く
ユーマでさえもこの意味を理解出来ずにいた

「どうゆう事だ?
第一、可愛い妹を護る役目はお前らが親父から受けた命令なんだろ?」

シュウもルキがらんをとても大切にしている事は分かっていた
もちろんアイツの命令ってだけじゃ無いって事も

「そうだぜルキ!それに、ニートにらんを任せるなんて....」

「....あの方は....『林檎が紅く実るまで....』そう仰った」

「!」

ルキは目を閉じる....

「時は....来たのかもしれない」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺はその言葉に何かを察した....

アイツは何かを隠してる

それはユーマ達にもそうなんだろう

シュウも長男の為、ルキが1人の問題にしようとする理由が分かった気がした


だが、彼が言ったことは今更な事だった




シュウはらんの額にキスを落とす


シュウの顔が緩む


「あぁ。護ってやるよ....コイツだけは絶対に」




/ 241ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp