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不完全な『アダムとイブ』

第3章 無神家の少女


ユイは部屋に入る....

その部屋にはバルコニーに出る大きなガラス窓があり、
部屋の真ん中では白いベッドに横たわる女性がいた

ユ(この人も....無神家の人なのかな....?)

部屋を見渡すとたくさんの薔薇の花と写真が飾ってあった。

ユ「この....写真って....」

写真には5人の子供が写っていた....

ユイは写真を持ち上げる....
すると、

ガタッ!

ユ「あっ!!」

ユイは手を滑らせ写真を落としてしまう

?「誰!?」

背後から声がする

ユイは振り返り....彼女を見る....

ユ「あっ....すみません!私、今日こちらに住まわせてもらうことになった....小森ユイです!えっと....」

?「あっ....もしかして....貴方がイブ?」

ユ「えっと....はい。(確か....アズサくんかそうやって呼んでたような....)」


?「ごめんなさい。少し驚いて....」

ユ「いえ!勝手に入ってすみませんでした。」

彼女はユイに歩み寄り....

手を握る

ユ(あっ....温かい....この人は人間なのかな?)

?「よろしくユイちゃん。」

彼女は微笑む

ユ「はい!えっと....」

?「私は隣星らん。よろしくね。」

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