第13章 正体
ー学校ー
「ゴホッ....ゴホッ」
らんは教室に居た
(朝....ルキとコウ、機嫌悪かったな....)
それに....シュウ休みなんだ....
ゴホッ....
咳が出る
少ししんどくなり、
私は先生に許可を取り保健室に行く事にした
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「もーっ....イライラする」
コウとユイは授業を抜け出していた
「コウくん....」
ユイは事情を大体コウから聞いていた
その為、たまに会うルキとも顔を合わせずらかった
「おい」
そこに現れる1人の少年
「あっれー?スバルくん?どうしたの?」
コウとスバルは、コウがユイの監視係をしていた時にいろいろあり、
一応、友達になった
「お前、さっきからうるせぇんだよ!!」
「えースバルくん聞いてたの?」
「勝手に耳に入ってくんだよ!!」
スバルは大きくため息をつく
「てか、お前」
スバルはユイの方に歩み寄る
「なに、スバルくん?」
「お前、まだこっちに帰ってくる気ねぇの?」
「え....」
「帰るわけないじゃん!ね、ユイ♪」
「どうなんだ?」
「....うん。私は、今無神のみんなと一緒に居たいんだ。逆巻のみんなには悪いと思ってるよ....勝手に抜け出して....でも....」
スバルは軽く頷く
「なら、俺は何も言わねぇ。お前の血なんて吸わなくても生きていけるからな」
「スバルくんったら、そんな事言っちゃって
本当はユイの血が欲しいくせに〜」
「うるせぇ!
あ、てかさ。あのお前の妹、今日来てんのか?」
「らんの事?来てるけど....どうかした?」
「アヤトの奴が何か企んでるみたいだったぞ」
「!」
コウは驚く
「え、それってどうゆうこと!?」
「俺も詳しくは知らねぇけど、ライト達と無神の妹がどうこうって....っておい!」
コウはスバルの話の途中で走り出す
「ちょっと、スバルくん!ユイをお願い!」
コウは走って行ってしまった
「ったく....俺にコイツをあずけんのかよ....」