第3章 無神家の少女
ユイは自分の部屋まで案内された
ル「此処がお前の部屋だ」
ユイ(うわぁー.....広い部屋)
コ「ふふっ♪エム猫ちゃん気に入った?」
ユイ「うん!」
ユ「で、コイツの監視は?」
ユイ「監視!?」
ル「当たり前だろう。お前は大切な人材だ。逃げられでもしたら大変だ。」
ア「ごめんね....これもあの方からの命令だから.....」
コ「けどさー....アダムはイブの血が選ぶんじゃないの?」
ジーーッ....
みんなはユイを見る
ユイ「えっ....?」
ル「はぁ...今のコイツには無理だな」
ユ「だろーな」
コ「じゃあ、交代制は?」
ル「あぁ。それが一番手っ取り早い。一週間交代でいいだろう」
ア「それじゃあ...今週は?」
みんな考えていると...
コ「此処は長男のルキくんからで良いんじゃない?」
ユ「様子見もかねてな!」
ユイ(様子見って...私どんな風に見られてるのかな..)
ルキは考え...
ル「よし。分かった。今週、コイツの面倒は俺が見る」
ア「ユイさん...大丈夫だよ。ルキは厳しいけどしっかりしてるから」
ユイ「う、うん。ありがとうアズサくん」
ル「とにかく飯の準備をする。お前は荷物の整理でもしておけ。」
ユイ「はい。」
バタンッ。
みんなは出ていった
ユイ(監視付きなんて逆巻の生活とあまり変わらない...けど、彼らの目的って...)
まだまだ謎が多い兄弟だと思いながら荷物の整頓にとりかかる