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不完全な『アダムとイブ』

第3章 無神家の少女


満月もかけ始めた月夜

*無神家*
ガチャ。バタンッ。

コ「おーっ♪ルキくんお帰りー♪」

ル「あぁ」

ユ「おい。すげーなルキ。本当に雌豚連れてきてやがる」

ユイは立ち止まる....

ユイ(大きなお家....こんな所にあるなんて....)

ア「イブ....来てくれたんだね....」

コ「ルキくんまさか無理矢理ー?」

ル「ふっ。まさか。俺があの方の言い付けを破るわけないだろう」

コ「だよねー」

ル「俺はコイツに手を差し伸べただけだ。それを取りついて来ると決めたのはこの女の意思だ」

ユ「はぁ....やっとこっちに来た方がいいって分かったのか....」

ユイ「........」
(何か緊張するな....何か逆巻の人達とは違う気がして....)

コ「まっ♪とにかく改めてよろしくね!エム猫ちゃん♪」

ユイ「うん。よろしくお願いします」

その後、着々と話が進んで部屋まで案内してもらうことになった

すると....

ル「そういえば....アイツはまだ起きないのか?」

ユイ(アイツ....?)

コ「うん....1週間前から一度も降りてきてないよ。」

ユ「それどころか飯も食ってないんだぜ?いい加減見てきた方がいいんじゃね?」

ア「....身体弱いしね」

ユイ(誰の事?他に誰か住んでるのかな?)

ル「分かった。後で、行ってくる。とりあえず今はコイツを部屋へ連れていく」

三人「了解」


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