• テキストサイズ

不完全な『アダムとイブ』

第11章 無神アズサ


同時刻、ユイは教室に居た

ユイはアズサのマゾヒストな行動に悩まされていた
それに、ナイフで傷をつけられて、喜ぶアズサを理解する事も出来なかった
(アズサくんを見てると全く落ち着けないよ....はぁ)

机の上で頭を抱えるユイの後ろで、
クラスメイトの女の子達がある話を始める

『ねぇ、知ってる?
〇〇町のずーっと森の中に廃教会があるらしいんだけど、、
誰も居ないはずなのに、鐘の音や電気の明かりが点いたりするんだって!』

『えー!こわい!』

生徒達はきゃっきゃと騒ぎ立てる

(それって....)

ユイはその教会に心当たりがあった

(まさか....!!)

ユイは何かを思いついたように
教室から飛び出す
/ 241ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp