第8章 小鳥遊さんの秘密…?
話の内容は気になるけど、とりあえず相馬さんに謝ろう。
『殴ってしまってすみません…大丈夫ですか?』
相「ああ、うん、大丈夫。話してる内容は聞こえた?」
『いえ…何も聞こえませんでしたよ?』
相「それなら良かった」
どんな話だったのかは気になるけど、まぁいいかな。
相「ところでさ、麗儸ちゃんはこの子の事、どう思う?」
相馬さんは一枚の写真を取り出した
腰まであるロングヘアで、胸は大きめ。ワグナリアの制服でタイツをはいている。見た事がない女の人の写真だ。
『とても美人でキレイな人ですね…‼ワグナリアの制服ですがここで働いている人ですか?見たことがありませんが…』
相「そうだねー。その子は一時期働いていたんだよ★」
『そうなんですか?』
相「うん。この間、麗儸ちゃんが休みだった日だよ★」
『え?でも、研修バッチ付けてませんけど…』
相「ワケありだったからねー★」
曖昧に返される…しかも、黒い輝きで…
相「会ってみたい?」
『そりゃあこんなキレイな人、会ってみたいですよ‼』
急に何を言い出すんだと思ったら
相「その子ことりちゃんっていうんだけど、小鳥遊くんが1番詳しいから、会えるかどうか聞いてみたら?」
と言われた。
『え?相馬さんよりもですか…?』
相「もちろん★」
7ゾクッ‼ どうしてこんなに輝いているのか分からないけど、何かを企んでいるような気がする…
『まぁ、気になるので一応は聞いてみますけど…どうしてそんなに輝いているんですか?』
相「気にしない、気にしない★」
もっと黒い輝きで返された。