第5章 わんこと衣装(薬師視点・幸村・佐助)
驚いて勢いよく佐助さんから距離をとると、してやったり!とでも言うように、ニヤリと口角を上げてこちらを見ていた。
「旦那の仇、とったり!…なんてな」
「っっ…佐助さん!!」
「ごちそうさま。じゃあね〜」
本格的に怒りだす前に、佐助さんは影も形もなくドロンッと姿を消してしまった。
ぐぬぬぬぬっ………やられました、してやられましたよ佐助さんに!!
謙信様…私はまだまだ、修行が足りぬようでございます。
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幸村の第二衣装について。
生肌をさらしている時は「危ないから隠してください」と思うのに、いざ隠されてしまうと何か寂しい、物足りない…そんな複雑な女心。笑
武田軍(真田軍)で薬師さんは幸村を、佐助は薬師さんをからかって楽しんでいます。