第2章 ひとりにしないで…。
✄----------1話--------✄☾
《誕生日おめでとう!!もう、二十歳だね笑知り合ったのこの間だけど笑まーくんにとっていい年になりますように!笑こんな私ですがこれからもよろしくお願いしますm(*_ _)m》
そう、まーくんのLINEに送った。
本当は、昨日から今日にかけての夜中に通話するはずだった。だけど、
ゲームしてて気付いていないのか、寝ているのか分からないけどドタキャンされた。ドタキャンって言うよりシカトされている気もする。
他の女の人とお話してるのかな…通話してるのかな…。私なんてどうでもいい存在になっちゃったかなと不安が溢れ出てくる。
まーくんがフォロワーさんやら…ゲームのフレンドやらに優しすぎて不安になる。フォロワーさんのコスプレイヤーに可愛いとかそういう言葉をかけるから…。
私は、まーくんにとってそう思われてないのかなとか思ったり、一応彼女なのにそういう風な言葉を言ってくれないのがとても悲しくて…私だけを見てほしい。その一心だった。
そして朝。
《ごめん!寝てた笑笑ありがとう〜
》と返信が夜中の3時に来ていた。
この時間に返すのは、起きていた時だけ…Twitterも返信前後に動いていた。私の頭の中では、ふたつの選択肢が浮かんだ。
1つは、ゲームをしていた。
2つ目は、他の女だ。
2つ目の場合が本当なら精神崩壊するかもしれない。ネット上の関係とは言え本当に好きだし。信じてるから…。