第1章 初めての夜
ルークの腰がゆっくり動き出した。
太いそれが膣の中を行ったり来たりしている。
その度に膣の入口や膣壁が擦られてエマを刺激していく。
「ぅ……んっ…う…んっ……」
「ん……君のここは、僕を離してくれない、ようだ」
ルークも感じているのか少し言葉を途切れさせながら話す。
エマにとってルークのそれが大きいのと同時にルークからすればエマのそこは狭く、強く締め付けてくるためルークにとっても刺激は強い。
「はあ…あ……んん!………ルークの大きいよ…」
「君が小さいんだよ……ん…」
「…ルークが…大きいの……あんっ……」
少しずつルークの律動が早くなっていく。
それに合わせてエマから漏れる喘ぎ声も激しくなっていった。
「らめえっあんっ…んっ!」
ルークも余裕がないのか吐息を零している。
また律動が早くなった。
ベッドがギシギシと音を立てるほどに。
「あっ…んっあっ…う…」
「ん……辛くないかい……」
「うん……だいじょ…あんっ!……」
奥を突かれる度に声を上げてしまうような刺激が体を走る。
突き上げられるような感覚が意識をぼんやりさせていく。
「あ、あ、あああ……あっ」
ルークがさらに激しく腰を打ち付けると息を吸う暇もなくなっていく。
「ああ……あ、ああっ……あ……うああっ……」
「はあ……もう…限界だ……」
「いい、よ……中に…出して……あ…あ、あああ、ああっ……」
「んぐ……んっ!」
「あ……あっあああああああっ!!」
中でルークがドクっと波打ったかのように感じた瞬間意識がふわっと飛んでいった。
下半身がビクンビクンと跳ねるように痙攣している。
何度か腰をくの字に曲げては背を仰け反らせて腰を伸ばすのを繰り返してようやく収まった。
ルークのそれがエマから抜かれると白いどろっとした液体が垂れて尻のあたりにまで到達した。