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彼の魔法はよく効きます【R-18】

第3章 お風呂


自分がしている行為を客観的に見たような気持ちになる。
それがルークを咥えたままのエマのそこをきゅっと収縮させた。

「っ……まだ離したくないのかい?」

ルークとはずっと繋がっていたい気持ちはあるが体に疲労を感じる。
このまましたくなってしまう体がもたない。

「離したくない……けど、休憩したい……」

エマがそう言うとルークは自身をすっと抜いた。
ドロドロとした精液が零れ落ちる。

「洗ったら休憩しよう。じっとしてて」

ルークはぐしょぐしょに濡れたエマのそこへシャワーをあてがった。

「ひゃ…う……」

ルークの指がエマのそこへ触れた。
ぬるぬるとまとわりつく愛液を軽く擦って落としていく。
中から溢れる精液が排水溝へ流れていった。

「さっきもしたのにいっぱい出たね」

「エマが可愛いからだよ。どんどん溢れてくる」

洗い終わったのかルークがシャワーを止めた。

「おいで。2人で入ろう」

ルークが立ち上がって言った。
いつの間にか浴槽に湯がたまっていた。
そういえば浴室に入った時にルークが湯を入れていたなと思い出す。
エマは立ち上がろうと思ったが足に力が入らない。

「足力入らない……」

少し恥ずかしくて小声で言う。
するとルークが抱き上げて浴槽に入れてくれた。
そしてルークも湯につかり膝の上にエマを乗せて後ろから手をまわす。

「お風呂あったかいね」

ルークの背にもたれながら話しかける。

「そうだね。エマと一緒だともっと温かく感じる」

耳元で囁かれる。
耳の中にルークの声が残って響き続けるような感じがした。

「こっち向いて」

ルークが少し体を左に寄せるようにして言ったので反対に右に体を寄せて顔だけで振り返った。
するとちょうど視線が絡み合う。
そしてルークにキスをされる。
唇が触れ合うだけの軽いキス。

「ずっとこうしていたいけど、のぼせてしまうと良くないね」

「うん。でももうちょっとこのまま」

2人でお風呂に入るのは初めてなので少し名残惜しくてそう言うと、また唇を触れあわせた。
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