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心に灯すのは【鬼灯の冷徹】【裏】

第2章 ある日、突然


小さな声でそう言う。

手を男性と握るのは久しぶりで、恥ずかしくて顔が赤くなるのがわかる。

「あ、ごめんなさい。久々に素晴らしい謝罪を見て気分が高まってしまって」

やっと気づいたらしい鬼灯様が手を離す。

「……なんだか、顔が赤いですけど」

「ふぇっ!?そっ、そんなことないです!!」

「そうですか……?」

じっと覗き込んでくる鬼灯様をごまかそうと、あわてて話題を変える。


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