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心に灯すのは【鬼灯の冷徹】【裏】
第2章 ある日、突然
「ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんっっ!」
バッと鬼灯様の腕から抜け、きっかり90度のお辞儀で再度謝る。
「………………。」
鬼灯様、無言。
やばい……。マジで怒ってる……?
しばらくの間のあと、私が恐る恐る顔を上げると、鬼灯様はこう言った。
「良い……。」
え?良い?なに?良いって言ったの?もう存在しなくても良いよってことですか!?
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