第3章 あなたが私の1番(リュカ)3

薄い布地は既に濡らされてぐしょぐしょで、まだ直に触れていないというのにリュカの指が湿る。

シーナは触れられる度に甘い声で鳴き、
とても良い反応を返した。

「っん…、リュカぁ……！」

片脚からショーツを抜き取り、膝を立てさせると、リュカの眼前に蜜をまとった秘部が現れる。

「わ…シーナのここ、すっごく可愛い……」

閉じそうになる脚をリュカは両手で制止し、もう片方の脚から下着を奪い去る。
膝の裏に手を入れてふくらはぎから太ももへと舌を這わせつつも、視線は秘部に釘付けだ。

(今日のリュカ、いつもよりエッチな気が…恥ずかしい…)

シーナは何度も脚を閉じようとするが、リュカはそれを許さない。

「たくさん愛してあげるから…じっとしてて…」

リュカの唾液がシーナの脚を濡らしていく。
ふうっと秘部に息を吹きかけると、濡れそぼったそこが小さく反応した。

「シーナ…感じてくれてるんだね…」

つ、と指をそこにあてがい、中指で筋に沿って上下させる。
下着ごしとは比にならないくらい指が濡れ、
思わず指を折り曲げて蜜を掻き出す。

「ああっ…、や、ぁッ…！」

「シーナのここ、とろとろしてる。」

熱い液はリュカの指から手のひらやシーツへ流れていく。

「リュ、リュカっ……！」

「もっと気持ちよくしてあげるね？」

割れ目に指を潜らせるとそのまま中指を深くまで差し込む。
ぬるぬるしたそこはリュカの指をすんなりと受け入れ、シーナの呼吸に合わせて中が蠢く。

「あ、っ……ん…、」

(シーナ…かわいい……)

リュカはシーナに釘付けで、指を出し入れしながらその姿態を観察する。

(いっぱい溢れてくる…もっと速く動かしたらどうなるんだろ…)

ぬぷっ、ぐちゅ…

(あ。シーナの中、締め付けてくる…)

「リュ、リュカッ…ぁ…恥ずかし……見ないで…ッ」

堪えきれずにシーナは両手でリュカの腕を掴む。
しかし、リュカはびくともせず、愛撫を続けた。

「シーナが乱れる姿、ずっと見てたいんだ」

「ん、ぁんっ…！で、もッ…」

「…じゃあ…こっちにする？」

そう言ってリュカはいきり立ったモノをシーナの濡れた場所にあてがう。